第1部は映画を通して浪江町の住民の声を直に聞き取り、避難せざるを得ない悔しさ、
苦しみ、故郷に寄せる想い、真の復興とは何?を問う映画の上映。
14時46分に全員で黙とう。
第2部は、浪江町出身で、今も毎月2,3度は帰郷しているWE21ジャパン青葉の代表
伊藤まりさんと映画作成者の板倉真琴監督との対談。
復興予算は道の駅周辺整備や水素工場など住民抜きの形だけの復興アピールでなく
住民にとって必要な所に使われるべき、避難指示が解除されても帰還率は5%のみ、
人が戻らないのはなぜ?知った顔が無く働く場所も無い街の様子、原発事故の
廃炉作業が1月5000人携わっても未だ終わりが見えない現実等々、
原発による問題点が次々と明らかにされ、
電気に頼る我々の生活の在り方にまで話は進んだ。
10年経過しても最終処分場の問題だけでなく、原発事故が人々の
心に与えた影響は大きく、元に戻れない深い悲しみ・悩みは続いている。
映画を通じて改めて故郷での人との係わり・地域の大切さを忘れてはいけないと
感じた。また、今後も続く負の遺産をどのようにしていくかも大きな問題。
15年後も20年後も忘れることなく考えていきたい。
(WE21ジャパン青葉会員 松本 恩)
・2020年度の寄付金額
💛2020年9月11日 41,657円
💛2020年11月11日 68,882円
💛2020年12月11日 76,439円
ご協力をありがとうございました。
WEショップ・あおば
・あざみ野南店
・あおば青葉台店
2月6日、「認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね」事務局長、鈴木薫さんを講師にZoomで報告会を
開催しました。参加者は29名。たらちねの活動紹介動画から始まり、当初の目に見えない放射能の不安を取り除くために自分たち(お母さん方)で測り始めた話やホットスポットファインダーで空間線量を見える形で示していただきました。最後に今、福島で着々と進められている「福島イノベーションコースト構想」のお話を伺い唖然としました。子どもたちの未来を私たち大人が考えていかなければならないと、それは福島に住んでいる人々だけのことではないと痛感しました。東日本大震災から10年、原発事故のことは風化させてはいけない、忘れてはいけないと改めて思いました。 (WE21ジャパン青葉会員 宮川 郁美)
◆フードドライブは「NPO法人アフリカヘリテイジコミティ」の
子ども食堂にすべて寄付させていただきました。
◆貧困なくそうバザールの寄付金は
NEKKO(フィリピン貧しい母子のための診療所,アエタ村の子どもたちのために)200,000円、
JIM-NET(イラク、シリアの子どもの癌治療のために) 100,000円、
サーラー(DVを受けた外国籍の女性のために) 100,000円
アフリカヘリテイジコミティ(ガーナでの学校建設のために) 30,902円 へ寄付いたします。
※皆様のご協力を感謝いたします。今後ともWEショップをよろしくお願いします。
特定非営利活動法人WE21ジャパン青葉
10月3日(土)13:30~14:45
WEショップ・あおば青葉台をサテライト会場にして開催しました。会場は密を避けるために人数制限がありましたがZoomは多くの方が参加することが出来ました。(会場:17名、Zoom:25人)
講師は高沢幸男さん。「貧困なくそうキャンペーン」の一環として寿町で何が起こっているのかをお話していただきました。
長年、寿地区で野宿生活者に関わり支援活動をされている高沢幸男さん(寿支援交流会事務局長)に、新型コロナ禍における最近のデータをもとにお話しをしていただきました。
野宿生活者イコール日雇というイメージがありますが、実際は長年に渡っての非雇用の方は3分の1に過ぎず、安定しているといわれていた常勤・自営などの仕事をしていた人が野宿に至っているそうです。「野宿生活者は社会的に生み出されたものだ。」という高沢さんの言葉に日本の現実を突きつけられた思いです。
コロナ禍で、寿町では市の支援施設、その他公共施設等、無料で過ごせる場所が使えなくなり、一日中3畳1間で過ごすようになったことで情報を得られず、野宿生活者が社会的に孤立してしまうことが大きな問題とのことでした
WE21ジャパン青葉会員 齋藤 孝子
9月12日(土)13:30~14:45
密を避けて、あざみ野アートフォーラム会場とZOOM参加でのWE講座が開かれました。
トニー・ジャスティスさん(AHC理事長)はアフリカのガーナ共和国出身。NPO法人として「ノヴィーニェ子ども食堂・子ども寺子屋」の活動をされています。
トニーさんが活動場所を日本に決めたきっかけは、「アジアの中で技術革新が素晴らしく、強い国というイメージがあったから」と話されていました。30年前に来日された際は外国人に対する偏見や差別にご苦労されたようですが、一方では良い出会いも多く、そのように豊かなご経験を今日の活動に生かしてらっしゃるという印象を受けました。
コロナ禍で店舗の閉店・縮小など、厳しいご状況ではありますが、今後も引き続き子供たちのために分け隔てなくお弁当を作り届けたいとの思いは変わらないようです。
今はガーナにおける「学校を作ろうプロジェクト」を進めつつ、日本を拠点とした<子供の食事 ➡ 絆 ➡ 教育>といった活動に力を注ぎ、いずれ本国での学校建設を目指していきたい、とのことでした。
会場とZOOM参加の皆さんからは温かい応援・賛同の声もあり、活発な質疑応答が行われました。最後にトニーさんは、「この子供たちが成長したら、又同じような事をして、地域・宗教に関係なく豊かな生活・社会を作っていって欲しい。
私の夢は、いつかガーナの子供たちの中からスポーツ選手が出ること。それがゴールです」と、力強く話されていました。
WE21ジャパン青葉会員 前田 和子
フィリピン「貧しい母子のための診療所」からの報告
日時:2020年7月11日(土) 13:30~14:30
講師:冨田江里子さん(CFP)・玉井咲季さ(NEKKO)
鶏のコケコッコウの声をバックに始まった冨田江里子さんの報告会。とてもフィリピンからとは思えないくらいはっきりと顔も声も映し出され、現地の写真を交えての報告会は、とても興味深く楽しむことが出来ました。
ごみ山で暮らす子供達をはじめ現地で貧しくもたくましく暮らす人々の様子からコロナの問題、ドゥトルテ大統領の強硬政策、医療や教育など様々な観点からの冨田江里子さんの話には驚きを感じました。
また、玉井咲季さんからは、アエタ族の子供達の様子、部族が差別を受けている現状の報告があり、それを脱するための教育の必要性、さらに水の確保のため遠くの川まで水汲みに行かなければならない現状から井戸の必要性などが報告されました。冨田江里子さんから、「日本人が失いつつある、人間が本来持っている免疫力、常在菌の力を彼らから学ぶべき」との話には共感できるものがあります。最後に、「思い込みでかわいそうと思わず、直接現地に来て現状を見て欲しい。訪問者と係ることで子供たちの未来に変化が生まれる。」このことがお二人の締めくくりの言葉でした。今回は、日本での報告会が出来ず、資金集めも滞っていますが、引き続き彼女たちの活動を伝え、支援していきたい、と強く感じた報告会でした。 WE21ジャパン青葉会員 松本 恩
今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から書面議決書を用いて
最少人数で開催しました。
提案された議案はすべて承認され、新しいメンバーとともに2020年度の活動がスタートしました。
昨年度末からの新型コロナウイルスの影響でリユース・リサイクル事業は多大な影響を受け、ショップも
5月末まではクローズしていました。この1年、計画通りに事業を進めていけるがどうかはわかりませんが
皆様の協力のもと活動していきます。ご支援をよろしくお願いいたします。
2020年12月12日
あざみ野南店でコロナレッスンを受講。青葉台店は11月に受講済です。空気の流れや感染予防対策などわかりやすくとても参考になりました。
・マスク着用
・入店と退出時に手指消毒
この2点を守って楽しくお店にいらしてくださいね。